高校では部活漬けの毎日。そして平行してバンド活動もしていたので釣りからは一時離れる。
高校に進学し、部活はその地域の強豪校と呼ばれるところに入った事で、毎日が部活漬けの日々になりました。
その頃には、釣りと平行して始めていた楽器(ギターやベース)への熱も一段と強くなり、釣りへ割ける時間が激減し、まだバスも入っていなかった時期だという事もあり、時期の短いライギョ釣りからは徐々に足が遠のいて行きました。
20歳頃に久しぶりにライギョを釣りに行ってみると!そこには何と!
車の免許も取得した事から、自転車で必死に通っていた隣町の沼も楽に行ける様になりました。
そんな訳で久しぶりにライギョでも釣ろうかと友人と一緒に沼へと向かいました。
若干水面にウイードが多かったので、当時はあまり使っていなかったフロッグ(スナッグプルーフ)を使って誘っていると
「ドバッ!!」
とバイトがあり、久しぶりの割には落ち着いてスイープで完全にフッキングさせました。
すると何やら、やたらとライギョがジャンプをします。
確かに時々ジャンプする個体はいましたが、ライギョのジャンプはボーンといった棒が飛ぶ感じなのですが、今掛かっている個体は水面でバシャバシャと首を振ります。
ただ完全にライギョだと思っているので珍しいタイプだな…なんて思いながらファイトしていました。
釣っていた場所は足場が高かったので、友人が下に降りてランディングしてくれようとした時に
「ライギョじゃねーぞ!!」
と言いました。
「は?ライギョじゃない?」
と言って、自分も慌てて下に降りて行くと何とそこには40㎝ほどのブラックバスの姿がありました。
「いつの間にバスが入っていたんだ?」
と、まだ本でしか見た事のなかったブラックバスを目の前にして興奮するワタクシ。
その日は、その1本しかキャッチできませんでしたが、ここから一気にまた釣りへの情熱が復活してくるのを感じました。
ライギョ用として使っていたルアーをかき集め、バス釣りを始める
ここからは生来のハマり癖が顔を出して、寝る間も惜しんでバス釣りの本を読み漁りました。
バスブームが始まる、ほんの少し前の事です。
そこでライギョ用としては、ほとんど使わなかったスピナーベイトなどが得意ルアーとなり、しばらくはスピナーベイトがメインのルアーとして使っていました。
ライギョ時代からメインで使っていたクランクベイトに、新しく戦力として加わったスピナーベイト、そしてトップウォータープラグの3つがメイン。
後にラバージグ、ワームと武器が増えていき、まだいまいち使い方の分からなかったジャークベイトやシャッドプラグは持っているものの登場回数が少なかったですね。
後に、そのジャークベイトの威力を知る事になるのですが。
そして、そこから最終的にはトーナメントに出るようになるくらいにバスにハマっていくのでありました。
で、その代わりに今度は楽器から一時期離れていくのです(笑)