断酒から、いよいよ1カ月が過ぎた頃から甘い物が欲しくなる
断酒してから意外にもあっという間に1カ月が経った気がします。
今の段階の感想としては、飲みたいという気持ちは完全にゼロではないのでしょうが、もはや数パーセントっていう感じになってきます。
しかし、脳はお楽しみ物質が入って来なくなった事で、別の快楽物質を要求しようとしてきます。
その代表が甘い物です。
酒を飲んでいた頃はあまり食べなくならなかった甘味食材。
とは言っても酒飲みに多くいる「甘い物なんて見たくもない。」ってタイプではなく、元から甘い物が嫌いではありませんでしたが、年齢が進んでからは積極的に食べていなかっただけでした。
それが、やたらと食べたくなる時があるのです。
それも衝動的に。
アイスクリームやチョコレートなどを買ってまで食べる様になったのは自分でも驚きでした。
それらをそこそこ食べても体重が減っていくのですから、「酒+ツマミ」の摂取カロリーというのはよっぽどなのでしょう。
後は肝臓が本来の仕事を全うしているので、しっかりと食べたものを分解できているんでしょうね。
目覚めに関しては
朝の目覚めは日に日に良くなっていて、もうこのベストな状態に慣れてくると、この清々しい目覚めを奪う酒は、逆に飲みたくなくなってくるほどです。
この「完璧な睡眠」と「酒」のトレードオフになるのかと思うと、夜の数時間の楽しみや、場の雰囲気としての楽しむための酒は要らないな~と心底思ってきます。
体は楽だし朝もスッキリと早く起きるものですから、ますます時間が生まれます。
やっぱり時間というものは歳を取るごとにより貴重な存在になっていきますから。
特に夜なんて、色々とやりたい事をやってから時計を見てみると「あれ?まだ20時?」みたいな事が多いです。
じゃあ、これもやろうかな?とか、体感的に一日が1.5倍~2倍くらいになった気がします。
但し、あまり趣味とか無い人には逆に辛い事になる可能性もありますが、これによって新しい事にチャレンジするというのも良いと思います。
個人的におすすめなのは、やっぱり家にいてできて手軽な上に脳への刺激も多い「楽器」ですね。
新しい曲を覚える時、または同時に指先まで使うので非常に良い刺激が入ります。
金銭面に関して
1カ月経ってみて気付くのが、お金がかなり減らないなって事。
まあ、当然と言えば当然なのですが。
毎日、酒数種類とツマミで1,000円前後掛かっていれば単純に30,000円が浮くことになります。
そこにプラスして誘われて外に飲みに行けば、健全な居酒屋中心でも月に2回~3回も行けば一ヶ月で10,000円~20,000円くらいは掛かりますから、合計で40,000円~50,000円前後の出費がある訳です。
しかも物としても記憶としても、何も残らないという悲しい出費が…。
ノミュニケーションとか言う人もいますが、翌日まで鮮明に記憶しているほどインパクトのある良い話なんてほとんど聞いた事もなく、「酒の友達=飲む時専用の友達」だったりする事も多いので、吉本新喜劇の如く、いつもの話しをいつものタイミングで皆で笑って…なんてことの繰り返しだったりします。
これに数万円というのはなかなか無駄な出費ではありますからね。
とは言ってもお付き合いを全然しない…ってな訳にもいきませんから、時々は飲み会に参加しても良いかな?とは思うのですが、飲まない人が飲み会に行くとなると、飲まない本人も周りの人も、どちらも微妙に気まずい雰囲気になるんですよね、特に飲み会スタート直後とかは。
で、いつの間にか周りはベロベロになって、そこまで行くと最終的にキッチリと仕切れる人もいなく、最後は会計をきっちり人数での割り勘になったりして。
おいおい、ソフトドリンクとツマミで6,000円かい!!とか(笑) セコイけど。
でも冷静に考えれば、6,000円あれば家族で食事に行けたじゃん!とか思って、結局、飲まない飲み会にはあまり参加しなくなったのです…(前回の半年間、断酒した時の回想より)
しかも一緒に飲んでる人達は
「あれ?もうこんな時間?」
とか言うけれど、飲まずに付き合ったワタクシにとっては恐ろしいほどに長い時間だったぞ!…と。
そうやって、だんだんと酒抜きでも遊べる友人と会う様になってくるんですね。
それこそ趣味のゴルフ、楽器などの関係の人達。
やっぱり飲み友達は、最終的に飲み会専用の友達って事になっちゃうんですよね。
断酒1カ月を過ぎたところでの感想としては
断酒から1カ月経ちまして、メリットは多々ある事は書いてきましたが、デメリットが全くないのか?と言いますと、まず「やや便秘気味」になったという事でしょうか。
まあ、今になって改善されてきてはいるのですが、一時的に滅多にならない便秘になりました。
というのも、通常酒を飲むと下痢気味になるという人が多い中、ワタクシは酒を飲むと丁度良いくらいの快便だったので、飲まなくなったら単純に便秘気味になったという事なのでしょう。
水分不足かと言われると、酒の代わりに元々好きだった炭酸水にポッカレモンを入れて結構飲んでいたので決して水分不足という訳ではないと思います。
やはりアルコールには若干腹を緩くする作用があるのでしょう。
酒の代わりに飲んでいるもの
基本的には先ほども書いたとおり「炭酸水+ポッカレモン」がベースです。
元々炭酸水が好きなので、1リットルくらいは平気で飲めます。
これだけ飲めてしまうのは正直自分でも驚きでした。
炭酸が入っていない飲み物は流石にこれだけ飲むことはできないので、炭酸の力って凄いなと思ってます。
時折ノンアルコールビールやノンアルコールハイボールなども飲んでみましたが、何とも中途半端な感じはしました。
特にノンアルコールの缶酎ハイ(レモン)なんて、炭酸水+ポッカレモンで十分だろ!って思いました。
普段から酒を飲んでいる人が、今日は車だからとか、明日早いからだとかいう理由での代替品として飲むのなら良いのでしょうが、そもそも普段から飲んでないのだから敢えて飲む必要もないのかな?とか思っています。
本物のビールまでではないですが、それなりに値段もしますし、その金額を払って決して美味しい訳でもない物を飲むのも微妙な気分です。
それでも2回くらいは気分転換というか、ずっとレモン炭酸水からの味を変えるという意味で飲んでましたが、その度に買わなければ良かったと後悔していたので、今後は恐らく飲まない気がしてます。
とは言っても、時々好奇心で買っちゃうのかもしれませんが…。
ここまでは断酒による体調面、金銭面を中心に書いてきましたが
まだ1カ月超とは言え、体調の変化はかなりあったので色々と書いてきましたが、次に断酒による精神的な部分、趣味、交友関係などの変化についても書いていこうと思います。
交友関係の変化などは、本当はもっと長いスパンでなければ見えてこない部分も多々あると思うので、若干時期早々なのでその都度少しずつ思った事を書いていこうかな?と。
なにせ毎日体が軽くてすこぶる調子良い上に、時間も確実に1.5倍に増えた気がしているのでスケジュールに追われる感じも減ってきて、精神的にも楽になっているので数年振りにヤル気がみなぎっている気がしています。
断酒初期の頃は、時々フラッシュバック的にここで飲めたら良いんだろうけどな~とか、ふと頭をよぎる事もありましたが、結局朝起きた時には断酒して良かったと毎日思いますので、今のところは断酒に関して少しも後悔している事はありませんね。
一ヶ月も飲まずにいれば飲酒欲求はかなり無くなっているので、後は変なストレスを感じたりせず如何に淡々と毎日を過ごすか?に掛かってきます。
ストレスで飲んでしまうという事が考えられるからです。
ここからは、現在の交友関係に納得していない方にとっては、この断酒がさらに良い方向に導いてくれますし、交友関係が広く、特に酒を飲む友人達が多い方にとっては苦悩にもなる部分です。
交友関係の断捨離
一ヶ月も酒を断っていると
「何故、断酒したの?」
と聞かれる事も多くなりますが、自分でも特に明確な理由というものを持っている訳ではありません。
このまま毎晩酒を飲んでダラダラと年を取っていって良いのだろうか?とか、そろそろ無駄に浪費していく「時間」と「お金」をどうにかせねば…という気持ちは常にあったものの、中でも大きな理由の一つとして「交友関係の断捨離」をしてみようという気持ちが多少なりともあったのは間違いないと思っています。
別に誰かと大きなトラブルとかがあった訳ではないのですが
・「酒の場」でしか会わない関係。
・過去を振り返り、一緒に酒を飲む以外、そこからお互いに何の進歩も発展もしなかった関係。
・結局、酒さえ飲めていればそれでいいと考えている人達との関係。
この様な関係性の人達と、今後ずっと月に数日の数時間という時間をたわいの無い話しで過ごし、たとえ健全な居酒屋での飲み会であっても数千円~1万円ほどのお金を使い続ける価値が、今後の人生において何かにプラスに作用する事ってあるのだろうか?
ましてや、これにスナックやキャバクラ好きな人が絡んだりすると、そこからさらに数時間と一万円以上のお金が消えていくという現実。
年に数回なら付き合いという事で割り切れるけれども、それが月に1回が2回になり、下手すると週に1回とかのペースになってくると話しは大分変わってきます。
仮に一回5時間としても、週に1回ペースであれば月に20時間。
金額にして合計3~4万円。
1日8時間労働に換算すると、一ヶ月で「2日以上」の仕事時間に匹敵する時間を、金を掛けてただ酒を飲んでるだけって凄いな…と思った訳です。
中でも何が一番凄いかと言うと、それだけの時間を掛けて、結果として何も残っていないというか、逆に時間だけではなく、お金と体力と健康までが同時に減っているという事実。
ここに宅飲み分とつまみ代を加えたら、月にいくら「酒」にお金と時間を使っているんだ?と改めて思った訳です。
通常の生活においては、時間とお金を掛けた分、物だったり知識だったり、または喜びや満足度が残ったり増えたりというのが当然な筈です。
まあ多少は酒を飲むことで、脳の喜びと満足度は一時的に満たされるとしても、それでも一番満足度マックスなのは最初の1杯で、その後に数時間も飲んでいると、惰性だったり、下手すりゃ注がれたから仕方なく飲んでるってなもので、決して最後まで美味しいと思って飲んでいる訳ではない筈です。
自分一人なら、「今日は酒を飲まない」でやり過ごせたとしても、一旦飲みに誘われて出てしまえば飲まざるを得ない状況になります。
相手が飲みたいタイミングで誘われて、今日は飲まなくても良いかな?と思っている自分が渋々と家から出て行って付き合いで飲むというのは、誘った相手の人生のひと時の喜びの為に、自分の人生の時間を奪われているんだよなあ…とか思った訳です。
つまりこれは相手の人生に付き合って、他人の人生を生きている…と。
しかも、数年来いっしょに飲んでいて、この定期的な飲み会から何か大きなインスピレーションをもらったとか、初めて知った知識などを得た事が殆どないという事実を自分自身が解っているので、毎回とりあえず呼ばれたので来てはみたものの、これって一体何の時間なんだろう?と自問自答する事が多くなってきていました。
それでも多少なりとも場が楽しかったりすれば、まあ仕方ないか…とか、そこそこ面白かったから良いか…とか自分に言い聞かせたりしていましたが、面子によって組み合わせが悪かったり、酒癖の悪い人が加わったり、またまた酒癖の悪い他の客がたまたま居合わせたりとかで、面白くも何とも無いどころか、不愉快な思いをした上にお金払って帰ってくる事になるのですからたまったもんじゃありません。
そしてまた、面白くなかった飲み会の次の日の調子はと言うと、すこぶる悪いんですよね…これが。
飲ミュニケーション?
「やっぱり飲ミュニケーションだよ!!」
とか言う人も結構な数います。
30数年におよび酒を飲んできたワタクシの見解としても
「確かに初めて会う人達が打ち解けるためには、一緒に酒を飲むのが良い場合もある。」
とは思っています。
特に初見で社交的に振る舞うのが苦手な日本人にとって酒という物は良いツールでしょう。
しかし、その後からはトラブル、仲たがい、嫌われる人が出る…等の問題が勃発する事が多いのも酒の世界。
これらの問題発生の方が、初見で打ち解けて仲良くなるケースより、数倍、いや数十倍あったように思っています。
幸か不幸か、人よりはるかに酒に強かったお陰で、こういった状況をほぼシラフに毛が生えた状態で冷静に見てきました。
「酒さえ飲まなければ良い人なのに…。」
「酒を飲んだ時がその人の本性なんだ。」
などと言われますし、実際に酒を一定数飲むと豹変する人もたくさん見てきました。
また酒のせいで人望を無くしている勿体ない人もたくさん見てきました。
さらに「酒を飲ませて本性を見る。」って本当に良い事なのか?必要な事なのか?という疑問もあります。
人間は理性の生き物ですから、理性で抑えられている状態が人間としての真の姿で良いのです。
なにも酒で無理矢理に本性をさらけ出させられて、それによって人間性を判断される必要もないでしょう。
つまり酒を飲まなければ一生良い人として認識され続けるという事ですから。
確かにベロベロになるまで飲んでても、ただ酔っぱらっているだけで全然面倒くさくなったりせず、ずっと温厚だったりする人を見ると、根っから優しい人なんだろうなあ…とは思ったりしますから、酒はマンウォッチングする際の判断材料にし易いという事はありますけどね。
まあ、飲んでも優しいままではあるのは良い反面、酔っ払い過ぎてトイレの床に小便撒き散らしたりして別の意味では面倒だったりもしますけど(笑)
結局のところ、過去の自分を含めて「酒に支配されている人」は、年がら年中「今晩、酒を飲むこと」しか考えていない訳です。
何かイベントがあっても、その打ち上げと称して酒を飲むという事後イベントがセットになっています。
一見、立派なボランティア活動にも見える地元のイベントや祭り、または町内会活動も、その後の打ち上げでの酒が原動力になっているってケースも多かったですね。
その為に、その活動自体を美化して、表向きはいかにも地元の為なんだ!という大義名分を前面に打ち出して語りますが、その根底には終了後に酒を飲めるってのが見え隠れするという感じが何とも…。
これまで、恐らくクルマとか中古住宅が買えるくらいの金額と膨大な時間を酒を飲むことに費やしてきたワタクシですが、それに見合った何かが残っているか?と問われたら
「全っっっっっ然!! 何も残っていない!!」
と即答できるワタクシがここにいます(笑)
断酒から二か月。断酒に伴う交友関係の変化
断酒してから2カ月経ちました。
たった2カ月とは言え、何だかんだ言って交友関係は一気に萎んだ感じがします。
その一番の理由は「飲み友達」と会わなくなったからです。
実際に酒をやめてみると「酒」を絡めずに純粋に会う友人って、本当に限られてくるんだなあと思わされます。
同じ趣味を持つ友人、または元々酒が飲めない友人とかになってくるでしょうか。
酒をやめたと知ると、相手側としても誘いにくい存在になるのでしょう。
もし逆の立場で、自分が酒を飲んでいて、友人が酒をやめたと聞いたら、その友人を酒の場に誘うのは抵抗がありますものね。
それでも今までゴルフ仲間の友人達とのゴルフの後の夜の打ち上げには誘われたので行きましたね。
ええ、全然飲まなくても平気なものです。
まあこれまでも、一般的な普通の量を飲んでるうちは、酒を飲んではいると言ってもほぼシラフと同じ感覚でしたので、その頃と何も変わらないちゃあ変わらないんですけどね。
少しもポワポワしないだけで(笑)
その分、自分の趣味に打ち込む時間も増えましたし、家族との団らんも増えました。
よほど本物の親友でもない限り、本当に困った時に助けてくれる友達はほぼいないでしょう。
最終的に一番親身になってくれるのは家族なのだと思います。
なので酒で家庭を壊すなんて事は一番愚かな行為なんじゃないかな?とか、人生も終盤に差し掛かってくると考える様になってくる訳ですよ。