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転職か?起業か?|これからの時代はどちらが勝ち組?

目次

転職で少しずつ収入アップを狙うのか?起業して一気に稼ぐ道を選ぶのか?

私自身、同業種での仕事を約40年間続けてきました。

最初は従業員として、後年は経営者として両面から取り組んできた身からすると、これからの時代は案外「転職」して従業員としてのスタンスの方は安定感を含めてメリットが多くなっていく気はします。

起業して仕事が軌道に乗ってくると、どうしても人を雇わないと仕事が回らなくなってきます。

しかし、現在は年々社会保険料が増加している上に最低賃金もどんどん上がってきているので、従業員一人を雇っただけでも、今まで残っていた年間の利益、数百万円が一瞬にしてぶっ飛びます。

増えた仕事によって生まれた売上で従業員分の経費を払ってもまだ利益が出る状態であれば良いのですが、経費を払ったらトントン、もしくはマイナスになる可能性もあります。

まず起業する業務内容が、どれだけ粗利が取れる業界なのかにも掛かってきます。

やはり「粗利」はかなり重要で、一番始めやすい「小売業」などは仕入れがある分、基本的に粗利が低いので従業員の経費を捻出するのがかなり大変になります。

扱っている商品が季節行事などで大量に売れる場合、その需要期は十分に経費を捻出できますが、年間を通した場合には必ず閑散期がありますので、閑散期が数カ月ある場合、基本給+社会保険料を支払い続けるには潤沢なキャッシュを持っていなければなりません。

確かに一人でやれば経費はかなり抑えられるので利益は残りやすいですが、どこまで行っても一人は一人。
大きな仕事はできませんし、休日なども無く働き続ける事になったりします。

このような場合、本当に好きな仕事で起業していない限り、サラリーマンとして働いていた方が、休みや有給休暇も規定通りにありますし、社会保険料も会社が半分負担してくれます。

サラリーマン向きか?起業向きか?

これは使う側になるのか、使われる側になるのかという部分で対極にある選択です。
先ずはここをしっかりと自分自身で見極める必要が出てきます。

性格的な要素もありますが、優先して求めるものの違いでも選択が変わってきます。
お金が優先なのか、休日や趣味の時間が優先なのかなど人によって重視する部分が違います。

また仕事優先なのか、家庭優先なのかという考え方も出てきます。

それでは、例を挙げてそれぞれの向いている方を探っていきましょう。

サラリーマン向きな人。

決まった月の休日日数を確保したい方。
趣味の時間なども優先したい方は完全にサラリーマン向きです。

給料に関しては高いに越したことはありませんが、それよりも休みはしっかり欲しい、週末は趣味の時間に使いたいなどというタイプの方は絶対に起業しない事をおすすめします。

安定と所得はある程度トレードオフの関係性にあるので、ここは絶対にどちらか優先する方を選択する必要が出てきます。

優良な上場企業などであれば、「安定した休日」と「平均年収を超える高給」を同時に手に入れられるかもしれませんが、まずそのような大企業に就職できますか?という話しです。

平均的な年収で、平均的な休日日数で良いので、安定して生活したいと考える場合は絶対にサラリーマンを選択するべきです。

企業に向いているタイプは?

休みなんかいらないし、趣味なども無いのでとにかく稼ぎまくりたいタイプは起業向きです。
バリバリ仕事をこなして、夜に好きな酒を飲めれば満足というタイプは起業するのが良いでしょう。
仕事の依頼が来て「やった!」と思うタイプとも言えますね。
完全なる資本主義的な思考ということです。

逆に仕事が入って「うわぁ、仕事入った…。」と思うのはサラリーマンタイプの思考です。
月給が決まっている以上、仕事はより少ないのが嬉しいのがサラリーマンだからです。
共産主義的な部分を持っているという事になりますね。

ここでお金を「稼ぐ」と「もらう」側の思考方法がバックリと割れます。

企業に向いているタイプは、とにかく一つでも多く仕事を欲しいと常に思っているのが特徴です。
事前に家族や友人との予定があっても、「仕事が入ったから。」と言ってスッパリと断れるタイプです。
それだけ仕事重視で生活しています。

また、事業主は地域のコミュニティにも嫌がらずに参加する性格が向いています。
地域の商工会や町内会、その他にも銀行の会や異業種交流会などにも積極的に参加する人も多いですね。

但し、あまりにもコミュニティを優先して本業をダメにする人も多いので注意は必要です。

そういった各種のコミュニティのイベントにも休日を返納して参加する人が向いていて、折角の休みなのにイベントがあって手伝いに行かなければならない…などと思うタイプは絶対にサラリーマン向きです。

自分の場合、あまりにも自分の求める環境と違い過ぎて苦悩しました。

家業だったので職種の選択は最初から無く、どちらかというと頭を使って仕事をしたいタイプですがバリバリの肉体労働で、しっかりと趣味を楽しみたいタイプなのに休日は一般サラリーマンの数分の一という過酷な生活を強いられていたので、鬱スレスレくらいで頑張ってきた人生でした。

多趣味だった事もあり、時間はいくらでも欲しいタイプなのですが、仕事柄休日がかなり少ない上に、仕事は休みでも前述した地域のコミュニティのイベントの手伝いなどに休日を奪われるのは苦痛以外の何物でもありませんでした。

自分の体験からも、向いていない方に身を置くとハッキリ言って地獄そのものです。
監獄にいる気分にすらなっていました。

また業界自体が薄利な業界でもあったので、休みなく仕事をこなしても、所得はサラリーマンの同級生以下、同級生でも役職付きだったりすると本気で半額くらいの年収になってしまうのです。

敷かれた地獄行きのレールを何度呪ったことか…。
まあ最終的には決断して廃業しましたが、当然退職金も無く、雇用保険も無いのでいきなり所得ゼロ、しかも前年度の税金は来るという、もうほんと笑えない状況です。
何とかコツコツと貯めてきた資産が少しはあったので何とか凌いでいますが、これが事業主の現実です。

まあこれは自分が後継者としての経営だったからであって、業界から業務内容まで、最初の段階で自分で全て選択できる「起業」であればまた違ってくるとは思いますけどね。

起業と言っても最初は一人親方。

起業したとしても、いきなり会社組織として運営するのは難しく、軌道に乗るまではどうしても一人親方として切り盛りしていかなければなりません。

仕事が入って大きな売上が入ってウハウハな場合もありますが、全然仕事が無くてじわじわと焦ってくる月もあるでしょう。
起業するにはこの不安定な精神状態に耐えられる性格かどうかも適性として必要な部分になってきます。

こう言っちゃなんですが、常識に照らし合わせた場合、少しぶっ飛んでいるくらいのタイプでなければ病んでしまう可能性があります。

麻雀で大きく振り込んでも笑っているタイプが起業家タイプです。
振り込む恐怖に耐えられるからこそ、大きな役でも上がることができ、結果的にプラスになれば良いという性格です。

反対に小さな役でも振り込んでしまうと不安になり、それを取り返そうと小さな役でも良いからチョコチョコ上がってマイナスにだけはしない…というタイプはサラリーマンタイプと言えますね。

現代は転職回数は昔ほど重視されなくなってきました。

一昔前であれば終身雇用が叫ばれ、どれだけ一つの会社に長く務めたかどうかが評価の対象でもありましたが、今では転職の理由が「本人のスキルアップ」によってもっと上を目指す場合もありますし、「前の会社の業績内容」という事にも左右されたり、様々な理由が出てきていることから、勤務年数よりも本人の能力を重視されてきています。

何をやっても続かないというような気質ではなく、世の常識的な根性を持ち合わせているのであれば、無理して合わない環境に悩みながらしがみつくよりも思い切って働く環境を変えてバージョンアップしていくという考え方もありです。

先ずは自身の生活環境や性格などを冷静に分析して、転職してサラリーマンをすることを選択するか、自分で起業するかを選んでいくと良いでしょう。

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この記事を書いた人

ゴルフ、楽器、釣りなどを中心に色々と多趣味な人生を過ごしてきました。
50代後半に差し掛かってきた人生を楽しんでいく予定です。

これまでやってきた趣味の記事を通して、皆様の人生の少しでも役に立てば良いなと思っていますので宜しくお願い致します。

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